加水分解
加水分解は、さまざまなブログで話題になっています。今回のオークションで購入を決めた際にも、ある程度の覚悟をもって臨みました。あるブログでは、もう無理と書いてあったり、強めのアルコールで拭き取れると書いてあったりさまざまな情報がありました。
結論としては、重曹が最も有効でした。アルコールはいうまでもなく、粘着テープをはがす特殊な溶媒も用意して臨みました。もちろん重曹も、薬局で300円くらいであらかじめ購入しておきました。あとは、紙コップと雑巾と、ガーゼも用意しておきました。
アルコールやさまざまな溶媒を用いてみましたが、加水分解のベタツキは、あまり取れませんでした。しかし、重曹をとかした微温湯をガーゼに浸して、ベタついたポメラDM10の表面をこすり始めると、効果てきめんでした。同じ場所をゴシゴシこすっていれば、10数秒後からベタツキが取れてきます。
小１時間、そうして掃除すれば、使用に耐えうるポメラDM10に変身です。液晶画面には雑巾をあてて重曹水を吸い取るように、養生しつつ掃除すると安心です。重曹水は別のガーゼや雑巾で拭き取りますが、それでも乾燥すると白い粉がのこりますので、こまめにふき取ってきれいにします。
ゴシゴシこすりすぎてプラスチックの爪を少し壊してしまいましたが、使用上はあまり問題にはなりませんでした。キーボードを閉めるときに、左端が少し浮くのですが、画面を倒してほぼ固定できますので、問題ないと感じています。
思った以上に順調に加水分解の問題処理ができて、非常に安心しました。他のDM10もオークションで安価に落札して、また転売すればちょっとした商売になりそうですが、手間と時間が無駄かもしれないので、今回はアイデアにとどめておくことにしました。
では、今日のところは、このへんで。
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